「普通」だからこそ、人との差をどう造るかを考えてます

自身の価値を見つけるためには、他人と同じ軸で勝負しないことが重要です。私は、世の中を変えたいという大きな目標は持っていませんが、自分の正しいと思うことをしたいという気持ちはあります。しかし、正攻法で勝負しても勝てないことが多いと感じています。そこで、自分の付加価値を発揮し、他人との差別化を図るために、異なる領域で勝負することを大切にしています。

この考え方は、私の起業のきっかけにもなりました。大手資本の会社が強い市場環境の中で、商品力が強くても営業が単一的になりがちです。しかし、お客さんの課題は個別に細分化されており、しっかりとヒアリングしないと課題がわからないことが多いです。このミスマッチを解消するために、私はお客さんに寄り添い、個別のニーズに応えることを目指しています。

特に、50名以下の企業で採用担当がいないような会社に対して、採用のアウトソーサーやパートナーとして支援を行っています。これにより、自分の存在意義を感じることができ、やりがいを持って仕事に取り組んでいます。

最後に、自分が普通だと思っている人ほど、勝てる方法を考えることが重要です。ランチェスター戦略のように、どの領域でどうすれば勝てるのかを考え、行動することが大切です。そのためには、多くの人と会話し、他人との違いや自分の強みを知ることが必要です。多くの人から話を聞くことで、新たな視点を得ることができるでしょう。