今日の一言

「斜陽産業こそ実は商売チャンス」の盲点

2025.10.13

斜陽産業と聞くと、業界全体が縮小し、厳しくなっていくというマイナスなイメージが多いかと思います。

もちろん、業界の淘汰は進みますし、仕事量も総数は減ります。結果として倒産や廃業という企業も増えます。

ただ、最近そういった中で、淘汰の先に生き残った企業の業績好調の話を聞く機会が増えてきました。

例えば、印刷業界。

紙からデジタルへの変換で業界としては、淘汰が進んだ業界です。ただ、その中で様々なチャレンジをして生き残った会社は、他社が廃業や倒産したことで、結果的に宙に浮いた仕事の間口となり、仕事が増えているというお話を聞きます。

他では工務店の建設業界。後継者不足や高齢化で、廃業の企業も多いと伺いますが、一方で、他の同業では業績が結果的に好調になっているというお話も聞きます。業界全体では新築棟数の減少をしているにも関わらずです。

業界プレイヤーが減ると1社あたりの売上は上がるということが起きています。

話は少し変わりますが、AIが台頭しても、ゼロにならない仕事については、マーケットは残ります。そこに商機はあるのです。中小企業こそ、その受け皿になれるチャンスはあります。私自身もそういうマーケットチャンスも意識しながら、商売を進めていきたいですね。

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