今日の一言

求職者視点で考える魅力的な経営者とは?

2025.9.4

元々人材紹介でのコンサルタント経験が長いため、転職を考えている方から意見を求められることが多いのですが、質問としては、「良い会社の見極め方は?」が多いです。

良い会社とは、なんでしょうか?

定義はいろいろあるので、何が正解というのはありませんが、組織へのモチベーションを保ちながら、信頼できる人の元で働きたいということであれば、「会社のトップの姿勢」を見極める、これに尽きます。

その中でもちろんビジョンや人間性、考え方が大切だということは前提として、「①社員に対する考え方」と「②社員への考え方を反映させた取り組み実績」の2つをセットで見ていくことが大切かなと思います。

①言葉は悪いですが、口では社員想いな会社は多くあります。一方で、その言動を一致させる取り組みをできている会社は以外に多くはないと考えています。

例えば、わかりやすいところで言えば、物価高に対する給料アップですが、実際に上げることができている、変えられないの2極に分かれます。賃金を上げることは、企業の体力や事業特徴にもよるのですが、大切なことは現状、変えられないとした時に、従業員のために変えるための具体的な行動をしている企業と、「難しいよね」で片付けている企業では全く異なります。これが私の考える②です。実績としていますが、実際に行動をしていることも実績だと考えています。結果だけが実績ではありません。そのため、①と②をセットで実態を確認するだけでも見極められる1つになると考えます。

もちろんこれは見極めの1つに過ぎず、他にも見極めるポイントは多くあります。この例が難しい場合は、他の点で魅力を打ち出せば良いとも思っています。

私は企業の採用支援をさせていただいていますが、クライアントがどういう点で求職者に魅力的に映るか、その魅力はどのような人であれば刺さるか、その視点でヒアリングさせていただいています。当然ですが、魅力が多い会社ほど、採用は成功する確率は上がります。魅力は他者評価の指標ですので、採用にお困りの経営者の方はお気軽にご相談くださいませ。

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